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初めまして。
いなもち美恵子です。
アクセス頂きありがとうございます。
教師活動についてはオフィシャルサイトで発信しています
お問合せはこちらからどうぞ https://miekoinamochi.com
【自己紹介:そこそこ長文です】
持病の手術後療養で1歳・3歳・18歳と数カ月程度の寝たきり生活を
経験。現在60代で手術歴8回の人工関節設置手帳を持つ身です。
歩くという生活の基本動作が幼稚園の集団登園の頃から苦手でした。
だから私にとって、まわりの普通の健康な子供や大人は脚力エリート
スポーツやパフォーマンスで活躍している人たちはフィジカルエリート
と羨望の眼差しで過ごしていました。そして自分は脚力貧乏に生まれ
ついたことを受入れてどう生きるかと無意識に思っていたようです。
脚力貧乏を自覚したのは、子育て時期に入ってからでした。
泣く泣く受け入れて、自分の限界を表現すると普通のことが出来ない人
になってしまう場合が多く、理解されないのは当然でした。思えば、
中学生の時のマラソンや1000m体力測定の時も同じだったんだと
後から気づきました。そして、PTAの遠足付添い、奉仕活動のゴミ拾い
などなど、痛み止めの神経ブロック注射や内服薬・湿布などを全面的に
活用して乗り切るようになり、普通の生活が私にとってはアスリートの
生活なんだと納得していました。アレクサンダーテクニークは、そんな
脚力貧乏の自分自身を受け入れつつ、周りを大切にして生きるには状況
をどう受け取れば良いか、というところまで発想を広げてくれる不思議
なスタンスを持っています。だから以前より自分だけが傷ついたり切なく
なったりという場面が減って、穏やかな気持ちで過ごせています。
アレクサンダーテクニークと出会ったきっかけは、40歳になったときに
和式トイレから立ち上がれなくなってショックを受けた事です。
介護予防の情報が出始めていたころで、幼いころの寝たきり生活に戻らない
ための何かを、今から始めないといけないと強く思いました。
その頃、本屋でたまたま手に取ったボディワーク辞典で
アレクサンダーテクニークを知り、これだ!と閃いて選びました。
私が今までずっとあこがれてきた「普通に動ける人」の感覚に
迫れるのではないか、と感じたからです。
今は、あの時の直感に従ってアレクサンダーレッスンを継続し、
教師になるまで学びきって良かったと思っています。
今は、主にグループレッスンで活動していますが、健康維持のために
参加された生徒さんは、だいたい3~6ヶ月で当初の目標を達成され
笑顔で卒業して行かれます。卒業理由は就職や転居や様々ですが、
共通するのは「人生の次のステップに進みます」という雰囲気です。
長く継続されている方は、楽器の演奏をプロとしてされている方や、
障碍者教育、ボディワークなど対人支援に関わっておられる方で、
レッスンの度に発見があって私も楽しませて頂いています。
ここまで長文を読んで頂きありがとうございました。
ご縁があってお目にかかれるのを楽しみにしています。
アライアンス吉備 (2013年)
アレクサンダー・アライアンス・吉備
labo[at]sukoyaka-ken.jp