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・5/3(土) 20:00~21:30 楽に呼吸する、声を出す
・5/6(火祝) 20:00~21:30 刺激に対する反応を観る
・5/10(土) 20:00~21:30 手を使うことと体全体
各回、アレクサンダー・テクニークの考え方をベースに、体を使った具体的なワークをまず一緒に行うことからはじめます。そして、ふだんの日常や、特別な場面への応用に橋渡ししていきます。
オンラインでの開催ですが、ずっと画面に向かっているのではなく、
適宜、画面から離れて動く時間も取り入れながら進めます。
どなたでもそれぞれのペースで無理なくできるように、おひとりおひとりをサポートしながら進めていきます。
単発参加、続けての参加、どちらも歓迎です。
各回についての説明は、上の日付をクリックしても見れます。
呼吸が浅くなって、深い呼吸が難しいという方、声を思うように出すのが難しいという方…、
体全体で呼吸し、体全体で声を出すことを、どうやったらやりやすくなるか、探求してみましょう。
「息を大きく吸わなくちゃ」とか「声を大きく出さなくちゃ」とか、がんばる方向ではなく、逆にがんばることはやめて、体全体を目覚めさせることで、自然に深い呼吸になっているーーそんな体験ができる時間になればと思います。
メンタルが原因で呼吸が浅くなっているという場合もあるでしょう。その場合でも、体を丁寧に観ていくことで、気持ちもほっと緩むことができるようになったりします。
体を丁寧に扱うワークをした後、話す、歌う、朗読する、など、それぞれの人が興味があることをやってみましょう。
自分のなかのスペース、自分の奥行きを感じながら、話したり、表現したり、聴いたりすることで、言葉だけでないその人の存在感が、伝わっていくのがわかるかもしれません。そしてなにより自分自身の内なる充実感を感じられるでしょう。
関連記事:「からだ全体で呼吸する」ワークショップ参加者のご感想(2022年)
アレクサンダー・テクニークを一言で言うとするならば、「刺激に対する反応を見ていくワーク」と、いえます。
体のワークだけど、体だけのことではないーーその人の考えや、精神状態が、体の状態に現れているーそれを見ていくのです。
私たちは何かをしようとするときに、無意識に身構えていることがよくあります。その身構えをはずしたところから行動に入ると、何が起きるだろう? というようなことを探求します。
その身構えは、何かを「する」ときだけでなく、誰かに会ったとき、新しい場所に行ったとき、一人で考えているとき、などなど、いろいろなときに起こっているでしょう。
その反応自体は、自然な反応です。それ自体が悪いわけではありません。
でも、身構えたまま反応したり行動したりするという習慣を、少し変えることができると、あせりがなくなったり、今までの自分には無理だと思っていたことが、できたり…、知らなかった可能性が見えてきたりします。
たとえそれがほんの少しの変化であっても、それはいろいろな変化のベースになるでしょう。
ご一緒に探求したり考えたりしてみましょう。
ものを運ぶ、赤ちゃんを抱っこする、楽器を演奏する、道具を使う、料理、字を書く、パソコン作業などなど…、人は手を使って、いろいろなことをしています。
しかし手を使っていて手を痛めたり、首や腰を痛めてしまうこともあります。
それでもやりたいとき、やる必要があるときには、どうしたらいいのでしょうか?
力のいる作業や、細かい作業をやり続ける以上、体に負担がかかるのは仕方がない…と思う人が多いかもしれません。
でも、そんなことはない、と、私は言いたいです。
自分がしている動きに耳を澄まし、体に対する意識の持ち方を少し変えると、負担を少なくする方法がきっと見えてくるでしょう。
手先だけで行うのではなく、腕(肩まわりだけでなく、ひじから先も)を使う、
そして、手を通して体全体の力を使う、さらには、大地からの力が手に伝わることを意識する。
そういう視点がヒントになるでしょう。
手を痛めたり、肩や腰を痛めたりしにくくなり、筋肉痛を起こしにくくなる手の使い方を、一緒に探求してみましょう。
五十肩のような、手を上にあげにくいという症状とつきあうヒントにもなるでしょう。
楽器演奏や道具の使い方を見てみたい方は、楽器や道具をご用意ください。
ZOOMでのオンライングループです。
・できるだけカメラをオンにしてご参加ください。
・スマートフォンからのご参加も歓迎します。
・アレクサンダー・テクニークがはじめての方は、2回以上参加または、個人レッスンとの組み合わせがお勧めです。
・同時に対面個人レッスンを申し込まれた方は、割引あり:対面1000円/オンライン500円引き
個人レッスンについてはこちらをご覧ください。
20歳のときにアレクサンダー・テクニークに出会い、次に繰り返される自分のために6年ほど学んだ後、京都にて計1600時間(4年間)のトレーニングを経て、1999年に教師認定(ATI)を受けその後米国ボストンのAlexander Technique Center at Cambridgeで学びました。
自分自身でいること、痛みや不調、対人緊張などに悩む方、介護職、対人援助職の方、また音楽家や表現する方々などをサポートしてきました。
ご自身の気づきと無理のない変化に寄り添っていくワークをしていきます。
このワークのシンプルさと奥深さ、何にでも応用できる柔軟さに魅せられています。
国立音楽大学非常勤講師。早美田大学エクステンションセンター講師
新刊好評発売中『演奏がもっとラクになる アレクサンダー・テクニーク実践のヒント48』(ヤマハミュージックエンタテインメント)
他『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』(ヤマハミュージックエンタテインメント )
『無駄な力がぬけてラクになる介護術』(誠文堂新光社)