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「being(在る)とdoing(する)をつなぐ」
このテーマのなかに、いろいろなことが含まれています。
「呼吸」「見る」「らくな姿勢」「人とのかかわり」「発声」「話す」「かがむ」「歩く」「演奏」「手を使う」「介護」
何かをするときも、ただ立っているとき、座っているときも、
いろいろな刺激のなかに居るときでも、
より少ない努力で、より生き生きと、全体のつながりを持って、今ここに居る、という、その存在の質を行動につなげることができないか?
「在る」ことと「する」ことが切り離されていなければ、
自分が内側からもっと自由になってくるかもしれません。
そして、やわらかくも力強くもある自分に気づくかもしれません。
日々の具体的な課題を見ていくことと、マインドフルに、今ここにいること、
それを両立させるのが、アレクサンダー・テクニーク。
参加者のみなさんから出てきたアイデアから、日常のいろいろなことを見ていきましょう。
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前回は、趣味で歌を歌っている方が3人、参加してくださいました。
「それぞれ、その人が現れるような歌で、感動した。プロの歌とは違うかもしれないけど、それがまた、よかった」
「ここの回では、聴いてもらえていることを実感できる。原点に帰れる気がします」
「人前で披露したことない」とおっしゃっていた方も、ほかの方の歌を聴いたあとで、歌ってくださいました。
アレクサンダー・テクニークでは、体の動かし方や使い方について注目しますが、やっていくと、それだけにおさまらないことが起こっていたりします。
それも含めて、トータルに、その人その人に起こることを大切にしていきたいといつも思っています。
音楽、パソコン、読書、会話、家事、庭仕事…
さまざまなことのなかに、人間のやっているアクティビティとして共通するエッセンスがあり、
自分には縁がないと思うことをやっている人からも、お互い、学ぶことがあります。
おひとりおひとりの鼓動や雰囲気を感じつつ、お互いに学びあいましょう。
6/19(土), 7/10(土)15:30~17:00
定員:6名
参加費:1回3000円
【講師について:石井ゆりこ】
20歳のときにアレクサンダー・テクニークに出会い、6年ほど自分のために学んだ後、京都にて1600時間(4年間)のトレーニングののち1999年に教師認定(ATI)を受けて以来、自分自身でいること、痛みや不調、対人緊張などに悩む方、介護職、対人援助職の方、また音楽家や表現する方々などをサポートしてきました。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』 『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』
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