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アレクサンダー・テクニークの、ほかのボディワークなどにない特徴のひとつは、
何か刺激になっていることとの関係性のなかで、体や自分自身をみていくことだと思います。
―重力との関係
ー持っているものとの、使っている道具との関係
ーほかの人との関係、
ーやるべきコト、やりたいコトとの関係
などなど、あらゆる刺激との関係を見ていきます。
ワクワクするような、いい刺激もあれば、プレッシャーに感じられるような刺激もあるかもしれない
でも、刺激になるものやコトがあるからこそ、自分と出会い直すことができる——
そんな一面があるのではないでしょうか。
刺激に圧倒されるのではなく、刺激の中でも「自分の軸」を感じられるように。
日常や趣味、仕事がより楽に、より充実したものになるために、
アレクサンダー・テクニークはきっと役に立ってくれるはずです。
からだ、動き、心と体のつながりについて、具体的にどんなことができるのか。
その探究を、みなさんと一緒にしていきたいと思います。
・日常のちょっとした動き(物を持つ、歩く、かがむ など)
・人と関わる場面(話す、聞く、人を援助する など)
・人前で何かをするとき
・PC作業や「見る」という刺激への向き合い方
・楽器演奏やパフォーマンス など
その場に集まったみなさんが興味のあることを、ひとりひとり、そして一緒に見ていきましょう。 昼間の対面の日と、夜のオンラインの日を設けます。(夜のオンラインは短時間となります)。
対面ワークショップならではの、教師による繊細なハンズオンのサポート、そして、 参加者それぞれの存在が助けになって、 自分の可能性の不思議を発見しやすくなるでしょう。
2回目、3回目は、前回の内容を復習しつつさらに深めていき、応用していきます。
連続参加も、どこか1回の参加も、どちらも歓迎します。
初心者、経験者、どちらも歓迎!
2日目(10/22水)は、セミグランドピアノのある、音出し可能な会場で開催します。
ピアノや他の楽器演奏にアレクサンダー・テクニークを活かしたい方は、ぜひどうぞ。
ご希望の方は楽器等をお持ちください。
1回目と3回目は、小さい音の楽器のみ可能です。ご相談ください。
会場の詳細についは、お申し込み後、お知らせします。
オンラインの回も、いま、ここにある自分の体に気づきを向け、丁寧に動くことを中心に進めていきます。
それぞれの方にヒアリングしながら、無理なく、その人のそなわっている自然な動きが出てくるようにガイドします。
日常への洞察が得られるのと同時に、
一日の疲れをゆるめて、よい眠りにつける準備にもなった
という声を多くいただいています。
【オンライン・ワークショップ参加者の感想】オンラインだけれど、画面にくぎづけになるわけでなく、丁寧に自分の体を体験する時間を持てました。 |
一つ一つ、すごくシンプルなことを一緒にやるのですが、それがひとつひとつ次に続いて積み重なっていって、最後は、なんだか全身がすごくつながっている感じになりました。こんな簡単なことをやっても何になるのかな?というようなことを、無理なくやっているだけなのに、無理がないまま、全部がつながった状態に誘(いざな)われていました。
私が見てもらった、ナイフのアクティビティも、「じゃあ、いったんナイフを下ろしてみましょう」と言われて、ひじの回転を触りながら見ていくという、すごくシンプルなことをやっただけなのですが、その後のナイフワークが、いつもと凄く違って、とても楽でした。
全体が、体感を通して丁寧に「体験を体験する」という時間でした。
アレクサンダー・テクニークで学んできたことを、セルフ・ワークとして、自分でもいつもしているのですが、ワークショップの場合、ひとりでやるとき以上に、たっぷり時間をとって、自然に「今は体験を体験する時間」と、なるのがいいですね。
みんなで一緒にやることで、「体験を体験するための時間と場」がそこにできあがってくる。ひとりでワークしていると、何か期待しちゃったりするし、なかなかああいう場にならないんですよね。ゆりこさんの存在感と、何も焦っていない、おだやかな語り口、間合いが絶妙なのも、よかったです。
「頭を動かすと、こっちが見えますね」というように、言葉での説明ではなく体験を導いてくれることで、プライマリー・ムーブメントが引き出されて、自分のなかの自然が、自然に見つかる、そんな時間でした。
(Nさん 50代女性)

20歳のときにアレクサンダー・テクニークに出会い、自分のために6年ほど学んだ後、京都にて計1600時間(4年間)のトレーニングを経て、1999年に教師認定(ATI)を受ける。その後米国ボストンのAlexander Technique Center at Cambridgeで学びました。
自分自身でいること、痛みや不調、対人緊張などに悩む方、介護職、対人援助職の方、また音楽家や表現する方々などをサポートしてきました。 ご自身の気づきと無理のない変化に寄り添っていくワークをしていきます。 このワークのシンプルさと奥深さ、何にでも応用できる柔軟さに魅せられています。
国立音楽大学非常勤講師。早稲田大学エクステンションセンター講師
新刊好評発売中『演奏がもっとラクになる アレクサンダー・テクニーク実践のヒント48』(ヤマハミュージックエンタテインメント) 『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』(ヤマハミュージックエンタテインメント ) 『無駄な力がぬけてラクになる介護術』(誠文堂新光社)
東京都文京区