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9/23 being(在る)とdoing(する)をつなぐーアレクサンダー・テクニーク・オンライン・ワークショップ

9/23 being(在る)とdoing(する)をつなぐーアレクサンダー・テクニーク・オンライン・ワークショップ

「being(在る)とdoing(する)をつなぐ」
このテーマのなかに、いろいろなことが含まれています。

「呼吸」「見る」「らくな姿勢」「人とのかかわり」「発声」「話す」「かがむ」「歩く」「演奏」「手を使う」「介護」

何かをするときも、ただ立っているとき、座っているときも、
いろいろな刺激のなかに居るときでも、
より少ない努力で、より生き生きと、全体のつながりを持って、今ここに居る、という、その存在の質を行動につなげることができないか?

「在る」ことと「する」ことが切り離されていなければ、
自分が内側からもっと自由になってくるかもしれません。
そして、やわらかくも力強くもある自分に気づくかもしれません。

人前でスピーチしたり、朗読、演奏などを行うとき、自分の緊張によりよく対処できる方法を探求するために

重いものを持つ、細かい作業をする、など、難しい動きのヒントを得るために

また、肩凝り目の疲れ、あごのくいしばりなど体の不調の軽減のためのヒントもお伝えできます。

体への繊細な気づきを深めるためのワークを一緒に行い、それから、いろいろなことを実験してみましょう。

 

前回、「外国語でのスピーチ」を、日々の応用のアクティビティに選んでくださったYさんから体験談をいただきました。

「私のワークで気づいた事は、自分が話している言葉がしっかり聞こえてきたことです。今まで事前に考えてきた文を読み上げることが私の話すことになっていました。これが話すことなのかと疑問に感じてはいましたが、外国語なので致し方ないことだと思っていました。

今回体の中心から言葉が少しずつ出て来た時、自分の話している内容を自分で聞くことができました。
今まではとにかく話すことだけで必死だったのだと改めて思いました。

また、自分で決めたスピーチ時間、1分のあまりの短さに動揺する気持ちを引きずりながらのスピーチでしたが、想定外の状況の中でもできる可能性があることを実感できたことはとても嬉しいことでした。

「緊張していてもできることがある」、とにかくどうなるかわからないけれど、やってみようと一歩進んでみたら、思いがけない体験ができました。
どんな状況になったとしても、呼吸ができる状態であれば、何かはできるものですね。

メールにあった“「する」ことと「在る」ことが切り離されていなければ自分が内側からもっと自由になってくるかもしれない、そして、柔らかくも力強さもある自分に気づくかもしれない“という言葉に、勇気づけられます」

次回はどんなふうになるでしょうか?
みなさんのご参加をお待ちしています。

特にやりたいことが思いついていない人でもご参加歓迎です。
おひとりおひとりの鼓動や雰囲気を感じつつ、お互いに学びあいましょう。

9/4 (土)14:00~15:30
9/23(木・祝)10:00~11:30
定員:6名
参加費:1回3300円 (2回参加の方は2回で6000円)

お申し込みはこちらへ

個人レッスンも随時行っています。こちらをご覧ください。

 

【講師について:石井ゆりこ】

アレクサンダー・テクニーク教師 石井ゆりこ 木に触れる
photo by Xie Okajima

20歳のときにアレクサンダー・テクニークに出会い、6年ほど自分のために学んだ後、京都にて1600時間(4年間)のトレーニングののち1999年に教師認定(ATI)を受けて以来、自分自身でいること、痛みや不調、対人緊張などに悩む方、介護職、対人援助職の方、また音楽家や表現する方々などをサポートしてきました。

ご自身の気づきと無理のない変化に寄り添っていくワークをしていきます。このワークのシンプルさと奥深さ、何にでも応用できる柔軟さに魅せられています。国立音楽大学でも非常勤講師として教えています。

著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』 『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』


今後のワークショップ案内を送ってほしい方は、こちらにアドレスをご登録ください。メールマガジン形式でお送りします。(いつでもご自身で解除できるのでお気軽にどうぞ)。

個人レッスンについてはこちらをご覧ください。

教師

石井ゆりこ

開催日時

2021-09-14, 09-23
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