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「being(在る)とdoing(する)をつなぐ」
このテーマのもとで、日常のいろいろなことを探求してみましょう。
アレクサンダー・テクニークは、
単に体をどう使うかだけでなく、
五感をどう使うかも含んでいたりします。
たとえば演奏についてやってみるときも、見るという要素、触覚などの要素、それらを使って、どのように、楽器とかかわったり、世界とかかわったりしているか、それを再発見することでもあります。
私の先生のトミー・トンプソンは、
「定義の保留」という言葉をよく使います。
知らず知らずのうちに、
「これはこうするものだ」と思い込んでいるものが、
私たちにはあったりします。
その思い込みからちょっとだけ距離をとってみることが、
アレクサンダー・テクニークを使うとやりやすいのです。
すると、ごく日常的なことをやっているときでも、
その先には、知らなかった可能性が広がっていたりします。
それは、自分自身を再発見するということかもしれません。
「呼吸」「見る」「らくな姿勢」「人とのかかわり」「発声」「かがむ」「歩く」「家事」「演奏」「手を使う」「介護」「人前でのスピーチ」「演奏」「パフォーマンス」「緊張をゆるめる」「力を抜く」etc.etc
各回、参加者のみなさんが選んだことを入り口に、いろいろなテーマを扱います。そしてそれらが、何かつながりをもったものになってきたりします。
はじめての方、久しぶりの方、どなたも歓迎です。
東京・神奈川での個人レッスンは、ほぼ週3日づつ、朝~夕方または夜まで行っています。こちらをご覧ください。
【講師について:石井ゆりこ】
20歳のときにアレクサンダー・テクニークに出会い、6年ほど自分のために学んだ後、京都にて1600時間(4年間)のトレーニングののち1999年に教師認定(ATI)を受けて以来、自分自身でいること、痛みや不調、対人緊張などに悩む方、介護職、対人援助職の方、また音楽家や表現する方々などをサポートしてきました。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』 『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』
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■ セミスパイン=アレクサンダー・テクニーク的「建設的な休息」
レッスンでいつも行っている、寝た姿勢でやるワークの、自分でやるヴァージョンとも言えます。
家でやれることは何がありますか?
と、聞かれたら、これをまず紹介しています。
以下に、文章と動画でやりかたを詳しく紹介しています。
セミスパイン=アレクサンダー・テクニーク的「建設的な休息」
こちらも、よくレッスンでやっている動きです。
「セミスパイン」は、アレクサンダー・テクニークのなかで一般的な方法なのですが、こちらの腕のワークは、実は私が考えたものです。
体の軸と、腕の動きをつなげるためのワークでもあります。
呼吸がしやすくなるのも気に入っています。
■トミー・トンプソン著
『存在に触れる~ありのままの今にいるということ』
(原題”Touching Presence”)
松代尚子訳、石井ゆりこ監訳
私の先生の本です。
アレクサンダー・テクニークの本というだけでなく、アレクサンダー・テクニークと関係なくても、日々を生きるヒントになる本です。
この本を読んだ友人は、トミーさんは芸術家肌だけど地に足がついている人だねと言っていました。たしかにそうだと思います。
トミー・トンプソン著
『存在に触れる~ありのままの今にいるということ』