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アレクサンダー・テクニークの考え方をベースに、体への気づきを丁寧に深めるようなワークの時間を持ちます。そして、各テーマについて、体験的に深めます。そして、おひとりおひとりのお悩みや、探求したいことを、一緒に探求する時間を持ちます。
探求することは、テーマに直接関係ないと思うようなことでもかまいません。(関係ないようにみえても、実はつながっていたりします)。
*個人レッスンは対面・オンラインとも、ほぼ毎日行っております。
「脱力が大事」と、いろいろなところで言われるけれど、力を抜こうとすると、腕や胴体がダランとぶらさがって重くなってしまい、そこから何か行動したりパフォーマンスをしたりしようと思っても、できない。そんなジレンマを経験したことがありませんか?
「脱力」「力を抜く」といっても、そういうことをやりたいわけではないですよね。
ここでは、余分な力が抜けることによって、必要なところに力が届くようになること。体があらゆる方向に広がっていき、血流がすみずみまでいきわたり、末端の神経までやりたいことの情報が届くような、そんな力の抜き方のための、意識の持ち方と、ワークを紹介したいと思います。
それは、自分全体でものごとに取り組むこと、とも言えます。
やりたい気持ちがあっても、どうもうまくいかないようなとき、意志の力だけではうまくいかないかもしれない。そんなとき、自分の体のなかのつながりを取り戻すことができ、体のなかで調和がとれると、自分の心身をひとつのものとして実感しやすくなります。すると、日々のことから、新しい挑戦まで、いろいろなことが、より楽に生き生きとできる可能性が、そこにひろがっているかもしれません。
ラクなよい姿勢を知りたい方、日常動作を見なおしたい方、楽器演奏や道具を使うことを見てみたい方、どなたも歓迎します。
呼吸するのに必要なのは鼻や口だけではない
声を出すのに必要なのは口や喉だけではない
体全体で呼吸し、体全体で声を出すことを、どうやったらやりやすくなるか、いろいろやってみましょう。
体全体が自分の声によって振動しているときは、 いわゆる倍音が出やすくなり、 声を張り上げなくても相手に届きやすくなります。
体を丁寧に扱うワークをした後、
話す、歌う、朗読する、など、
表現したい方法、試してみたいことがあれば、やってみる時間を持ちましょう。
また、マスク生活で息苦しいと感じている人のために、マスクをしながらも、息苦しさを軽減する工夫についても、探求する時間を持つのもいいなと思います。マスクの内側にある、自分の口、顔、頭の奥行きの広さを再発見しましょう。
「話す」というのは、「いま、ここ」に居て体を使って行うことであるのと同時に、その人の今までの歴史や、その人が関わる人との歴史と深く関わってくることですよね。そのなかで、思いが伝わったり、うまく伝わらなかったり…。
また「聴く」というのも、目に見えるような動きはないけれど、体の内側でたくさんの動きが起こっている行為だと思います。
そんなことを、ご一緒に観ていけたらと思います。
話す人、聴く人、お互いが、言葉だけとか、表面的なことだけでなく、その人の本質に触れ合えるようになると、いいなぁ、と思います。
日程のあわない方は、個人レッスンのみの受講ももちろん歓迎します。 個人レッスンについてはこちらをご覧ください。
【講師について:石井ゆりこ】
アレクサンダー・テクニークlittlesounds主宰、国立音楽大学非常勤講師。 20歳のときにアレクサンダー・テクニークに出会い、自分のために学んだ後、27歳から1600時間(4年間)のトレーニングを受け、1999年に教師認定(ATI)。 その後、米国ボストンのAlexander Technique Center at Cambridgeで学ぶ。
対人緊張に悩む方、体の痛みや慢性的な体調不良に悩む方、対人援助職の方、また音楽家、俳優、ダンサーなどの方々をサポートしてきました。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』 『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』
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