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2/13(月)19:30~21:00 “台所仕事にアレクサンダー・テクニークを生かす”
2/18(土)15:30~17:00 “見ること、見えること、表現すること”
2/23(木祝)10:30~12:00 “触れる、奏でる、持つ、抱えるーかかわりを持つ”
2/25(土)10:00~11:30 “話す、聞く、かかわりのなかに居る”
アレクサンダー・テクニークの考え方をベースに、まず、体への気づきを丁寧に深めるようなワークの時間を持ちます。そして、それぞれのお悩みや探求したいことにそって、各テーマを、ご一緒に探求していきましょう。
フライパンを持つ/野菜を切る/ゴマをする/お皿を拭く/お湯をそそぐ/
かがんでものを取る…などなど
お料理や台所の仕事のなかで、力が要ることや、楽な姿勢がとりづらいことについて、実際に道具を持ち寄って、観てみましょう。
終わったあとはきっと、お料理やお片付けが楽しくなっていることでしょう!
人前で話をしたり、歌ったりするとき、どこを見ていいかわからなくなってしまうことが、かつての私はよくありました。それで結局、どこも見られず頭が真っ白になってしまい…。
人前でなくても、がんばりすぎているときには、気づかず視野が狭くなっていたり、奥行きが認識できなくなったりしがちです。
これは比喩的な意味だけではなく、目の使い方として起こっていること。
そしてそれは、体全体の使い方ともリンクしています。
目と脳のつながり、頭と首と脊椎のつながりを見直してみましょう。
そして、やりたいこと、表現したいことを、視覚野で視覚化して、そこからパフォーマンスしてみるとどうなるでしょうか?
眼精疲労に悩む人も、また、「あがり症」の人にも、役に立つと思います。
人に触れる、ものに触れる、楽器を奏でる…など
手を使ってものを触れたり、動かしたりするとき、
手で感じている感覚情報は、自分の体の中心まで届いています。
同時に、体の中心からの情報も、手の先まで届き…
中心と、先端が、お互いにサポートしあっています。
そこから、対象のものにとどきます。
自分全体と、手と、ものとの関係を
具体的にみていきつつ、触れることを味わい、
道具を使うことを味わい、楽器の音を出すことを楽しんでみましょう。
よかったら道具や楽器をお持ちください。(なにもなくてもOKです)。
「話す」というのは、「いま、ここ」に居て体を使って行うことであるのと同時に、その人の今までの歴史や、その人が関わる人との歴史と深く関わってくることですよね。そのなかで、思いが伝わったり、うまく伝わらなかったり…。
また「聴く」というのも、目に見えるような動きはないけれど、体の内側でたくさんの動きが起こっている行為だと思います。
そんなことを、ご一緒に観ていけたらと思います。
話す人、聴く人、お互いが、言葉だけとか、表面的なことだけでなく、その人の本質に触れ合えるようになるといいなぁ、と思います。
自分の中心に居ながら、かたくならずにしなやかに、関わりのなかに居ることー自分の内と、外のあいだの窓が開いて空気がとおるようにーそんなことを探求してみましょう。
繊細で深いところを共有しながら一緒に学び変容していく時間を持てたらと思います。
関連記事:話すとき、目を楽にしている
アレクサンダー・テクニークがはじめての方は、2回以上参加または、個人レッスンとの組み合わせがお勧めです。
日程のあわない方は、個人レッスンのみの受講ももちろん歓迎します。 個人レッスンについてはこちらをご覧ください。
【講師について:石井ゆりこ】
アレクサンダー・テクニークlittlesounds主宰、国立音楽大学非常勤講師。 20歳のときにアレクサンダー・テクニークに出会い、自分のために学んだ後、27歳から1600時間(4年間)のトレーニングを受け、1999年に教師認定(ATI)。 その後、米国ボストンのAlexander Technique Center at Cambridgeで学ぶ。
対人緊張に悩む方、体の痛みや慢性的な体調不良に悩む方、対人援助職の方、また音楽家、俳優、ダンサーなどの方々をサポートしてきました。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』 『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』
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