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4/15(土)10:00~11:30 ”小さいモンキー”から台所仕事まで”
4/21(金)19:30~21:00 ”目を楽にしていると、見えてくる”
4/29(土)13:30~15:00 話す、聞く、かかわりのなかに居る”
上のテーマに関連するワークを行い、それから、おひとりおひとりのお悩みや、探求したいこと(テーマに直接関なくてもかまいません。関係ないようにみえても、実はつながっていたりします)を、アレクサンダー・テクニークの考え方をベースに、一緒に探求する時間を持ちます。
*個人レッスンは対面・オンラインとも、ほぼ毎日行っております。
フライパンを持つ/野菜を切る/ゴマをする/お皿を拭く/お湯をそそぐ/
かがんでものを取る…などなど
お料理や台所の仕事のなかで、力が要ることや、楽な姿勢がとりづらいことについて、実際に道具を持ち寄って、観てみましょう。
とくに、”小さいモンキー”(ひざの関節を、少しだけゆるめて立つ)を、楽にできるようになると、台所仕事が楽になります。
また、そのほかのさまざまの、立って行うことや、かがんで行うことに役に立つはずです。
終わったあとはきっと、お料理やお片付けが楽しくなっていることでしょう。
料金等はこちら
むしろ、目を楽にしていると、いつもより鮮やかに立体的に見えてくるということもあるのです。
森に棲んで狩猟・採集をしている先住民の方々は、けして凝視をしないのに、遠いところで素早く飛んでいる鳥をすぐに見つけると、本で読んだことがあります。
関連記事:目を楽にすると、見えてくることと、抑制(インヒビション、inhibition)の原理
自分のなかのスペース、自分の奥行きを感じて、話をすると、
言葉だけでないものとして、声が、伝わっていくようになります。
その人の体をとおして、声が伝わっていきます。
体全体が自分の声によって振動しているときは、
いわゆる倍音が出やすくなり、
声を張り上げなくても相手に届きやすくなります。
すると、話の内容も自然に伝わっていきます。
体にていねいに気づきを向けるワークをした後、
ひとりひとり、詩や本の一節を朗読してみたり、おしゃべりをしてみる時間を持ってみましょう。
ひとの話を「聞く」とき、
自分のなかのスペース、自分の奥行きを感じながら聞いていると、
「聞かなきゃ」と身構えなくても、自然に情報が入ってきます。
それは言葉だけではなく、その人全体からやってくる情報です。
情報に圧倒されてしまいそうで、身構えてしまう、という方もいらっしゃるかもしれません。
まず、自分のサポートを見つけて、安心・安全を見つけられると、
自然と、身構えをほどくことができ、入ってくる情報に圧倒されにくくなってくるでしょう。
まずは体のレベルで、そこを観てみましょう。
体からはじめ、そして体のなかに居るその人全体についての理解が深まればと思います。繊細で深いところを共有しながら一緒に学び変容していく時間を持てたらと思います。
関連記事:話すとき、目を楽にしている
アレクサンダー・テクニークがはじめての方は、2回以上参加または、個人レッスンとの組み合わせがお勧めです。
日程のあわない方は、個人レッスンのみの受講ももちろん歓迎します。 個人レッスンについてはこちらをご覧ください。
【講師について:石井ゆりこ】
アレクサンダー・テクニークlittlesounds主宰、国立音楽大学非常勤講師。 20歳のときにアレクサンダー・テクニークに出会い、自分のために学んだ後、27歳から1600時間(4年間)のトレーニングを受け、1999年に教師認定(ATI)。 その後、米国ボストンのAlexander Technique Center at Cambridgeで学ぶ。
対人緊張に悩む方、体の痛みや慢性的な体調不良に悩む方、対人援助職の方、また音楽家、俳優、ダンサーなどの方々をサポートしてきました。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』 『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』
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